皮膚のうるおいを保つ成分と同じ、パルミトレイン酸を多く含みます。
ナッツ、あるいは食用油として人気のマカダミア(マカデミア)は、キャリアオイルとしても広く利用されています。
マカダミアオイルは、肌の保湿成分の一種であるパルミトレイン酸を多く含むのが特徴。
そのため浸透性と保湿性に優れ、乾燥しがちでデリケートな肌とも比較的相性のいい植物油といえます。
酸化にも強く、さらりとした使用感やクセのない香りなど、他のキャリアオイルや精油とブレンドしやすい点も魅力的。
ボディマッサージやスキンケアの他に、ヘアケアに使用することもできます。
※マカダミアオイルは、冬場など低温になると成分が固形化する場合があります。
≪植物油 マカダミア≫
科名:ヤマモガシ科
抽出部位:種子
香り:かすかにナッツのような芳香 無臭に近い
使用感:さらっとした質感で、肌によくなじむ
主な脂肪酸:パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸
その他の成分:ビタミン
植物油はそのままフェイシャルやボディに使用できますが、ピュアなエッセンシャルオイルをブレンドして使うのがおすすめ。
心地よい香りに包まれて、至福のひとときに…。
乾燥が気になる部分には、肌を押さえるようにしてよくなじませ、重ね付けしてください。
使い方
そのままマッサージに、またはエッセンシャルオイルをブレンドしてオリジナルのマッサージオイルとしてお使いいただけます。
※気温が低くなると固まりやすい性質のものがあります。(マカダミア、ホホバ、ココナッツなど)
※粘性があるもの、香りが強いものは他の植物油に10%程度ブレンドしご使用ください。
※開封時までの酸化を最小限に防ぐために、全ての植物油に窒素充填しています。
オリジナルトリートメントオイルの作り方
step1
ガラス容器(ビーカーなど)にキャリアオイル(植物油)と、キャリアオイルの1%以下のエッセンシャルオイルを入れ混ぜる。
キャリアオイルの分量/エッセンシャルオイルの分量
10ml/2滴
20ml/4滴
30ml/6滴
40ml/8滴
50ml/10滴
ドロッパーから出るエッセンシャルオイルの1滴=約0.05mlです。
エッセンシャルオイルを2種類以上入れる場合は合計で上記の滴量以下になるようにしてください。
step2
お風呂上がり、身体が乾ききる前に乾燥が気になる箇所に優しくトリートメントオイルを塗りマッサージしましょう。
使用上の注意
・お好みでエッセンシャルオイルをブレンドする場合は希釈率を守って行いましょう。
・トリートメントオイルでエッセンシャルオイル(精油)を使用する場合は、必ずキャリアオイルで薄めてから使用してください。
・精油は大変高濃度です、直接肌につけないよう注意してください。
・エッセンシャルオイル(精油)には神経系統に刺激を与えるものもありますので、妊娠中の方や授乳中の方、持病の方はキャリアオイルのみのトリートメントをおすすめします。
・製作したトリートメントオイルは1ヶ月を目安に使い切ってください。