シス-3-ヘキセノールは、別名を青葉アルコール。
グループ:脂肪族
官能基:一級アルコール
分子量:100
分子式:C
6H
12O
グリーン系を代表する香りの1つで、緑の葉のほとんどに含まれるといわれる成分です。 緑茶の香り成分としても知られます。
青葉や葉っぱの香りとして連想する、さわやかな芳香です。
精油に含まれる量は微量ですが、香りの印象を左右する重要な要素の1つとして挙げられます(含有量1%未満で、成分として記載されないケースが多いようです)。
≪シス-3-ヘキセノールを含む代表的なアロマオイル≫
タイム・スパイクラベンダーなど
精油が複数の成分から構成されているのに対し、シングルフレグランス(単品香料)は1つの成分だけに焦点を当てた人工香料。
アロマオイルの特性や香りの特徴を理解するのにとても役立つため、アロマテラピーをもっとよく知りたい方やプロのセラピストを目指す方、調香師の勉強をなさっている方などに是非試していただきたいアイテムです。
趣味の一環として香水や化粧品つくりを楽しみたいという方にもおすすめです。
シングルフレグランスでアロマオイルへの理解を深め、楽しみ方もどうぞ広げてください。
使い方
【おすすめの使い方】
シス-3-ヘキセノールは、青葉アルコールとも呼ばれ、新茶から立ち上る香り、葉っぱをもんだ時に香るグリーンで爽やかな香りです。
【精油瓶の扱い方】
ゆっくりと空気穴が上になるように傾けると、中央の筒から1滴ずつ滴下できます。
空気穴を下にして滴下すると、1滴ずつ上手く滴下できなかったり、
中央の筒から空気が入ろうとして滴下の妨げになる恐れがあります。
激しく瓶を振ったり、逆さにすると精油が飛び出て衣服や手に掛かりますのでご注意ください。
精油の種類によっては、気温が低くなると固まりやすい性質があります。
花ロウや樹脂などから抽出された精油に多くみられ、天然ならではの性質です。
ドロッパーから出にくい場合は、瓶を手のひらで包み温めるなどしてお使いください。
(サンダルウッド、ジャスミン、チュベローズ、パチュリ、ベチバー、ベンゾイン、ミモザ、ミルラ、ローズオットーなど)