β-カリオフィレンは二環性セスキテルペン炭化水素化合物。
グループ:セスキテルペン
官能基:炭化水素
分子量:204
分子式:C
15H
24
二環性セスキテルペン炭化水素化合物で、ほとんどの精油に存在しています。
β-カリオフィレンは近年では様々な研究が進められ、注目を集めています。
木のような香りをもっていますが、他の炭化水素成分と同様に希薄で溶剤のような香りです。
二重結合が参加されたものはカリオフィレンオキサイド(またはエポキサイド)と呼ばれる化合物で、これも多くの精油に存在しており、精油の香りにウッディノートを与えています。
≪β-カリオフィレンが含まれている精油≫
パチュリ(20%)、キャロットシード(10%)、ジュニパーベリー(7%)、イランイラン(5%)、クラリセージ(5%)、クローブ(5%)などほとんどの精油に含まれている
精油が複数の成分から構成されているのに対し、シングルフレグランス(単品香料)は、1つの成分だけに焦点を当てた人工香料。
アロマオイルの特性や香りの特徴を理解するのにとても役立つため、アロマテラピーをもっとよく知りたい方やプロのセラピストを目指す方、調香師の勉強をなさっている方などに是非試していただきたいアイテムです。
趣味の一環として香水や化粧品つくりを楽しみたいという方にもおすすめです。
シングルフレグランスでアロマオイルの理解を深め、楽しみ方もどうぞ広げてください。
【精油瓶の扱い方】
ゆっくりと空気穴が上になるように傾けると、中央の筒から1滴ずつ滴下できます。
空気穴を下にして滴下すると、1滴ずつ上手く滴下できなかったり、
中央の筒から空気が入ろうとして滴下の妨げになる恐れがあります。
激しく瓶を振ったり、逆さにすると精油が飛び出て衣服や手に掛かりますのでご注意ください。
精油の種類によっては、気温が低くなると固まりやすい性質があります。
花ロウや樹脂などから抽出された精油に多くみられ、天然ならではの性質です。
ドロッパーから出にくい場合は、瓶を手のひらで包み温めるなどしてお使いください。
(サンダルウッド、ジャスミン、チュベローズ、パチュリ、ベチバー、ベンゾイン、ミモザ、ミルラ、ローズオットーなど)